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英語 時制の一致 直接話法と間接話法におけるsaid(say)とtold(tell)の使い方
著作名: ほりぃ
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次の日本語を英語に訳してみましょう。

彼は、昨日美樹にあったと言いました。

考えられるパターンは2つあります。
1つはsayを使うパターン、そしてもう1つはtellを使うパターンです。

He said, "I met Miki yesterday."
He told me he had met Miki yesterday.

この2つの大きな違いは、話法です。
①は直接話法と呼ばれる表現の仕方で、人が言ったことをそのまま引用する方法です。
②は間接話法と呼ばれ、人の話を自分の言葉に直して伝える方法です。
ここで非常に重要になってくるのが、時制です。

直接話法

①の場合、He said と" "の中の時制が同じ過去形になっています。
普通であれば、このように書くとHe said と、" "が同じタイミングで過去に起こったということになってしまいます。しかし、" "でくくることによって、" "の中は、話した人の口調を真似た文章が入ります。
映画や本などでよく見られる光景ですね。
said " "となっている場合は、第3車が言ったことをそのまま" "の間にいれると覚えましょう。


間接話法

①の場合、" "の部分は、相手が話したことについて話し手がその内容をそのまま引用したものでした。この部分が間接話法となるときに、時制の一致が必要になってきます。
つまり、文章の前後の時制をそろえるということです。

He told me he had met Miki yesterday. は2つの文章に分解することができます。

ⅰ:He told me.
ⅱ:He met Miki yesterday.

この2つの文章のうち、どちらが先に起こったことなのかを考えます。
当然ⅱがⅰよりも先に起こったことですね。

このニュアンスを、1つの文章で伝えなければなりません。
②自体は、前半部分がHe told me と過去形で始まっているので、後半部分でそれより過去のことを伝えるのならば過去完了を使うしかありません。

このように、時制を考えて合わせること時制の一致といいます。
引用の" "がない場合は、時制の一致が起こると考えましょう。

ちなみにsayでも、He said that~のように" "がない場合でも時制の一致は起こりますので、動詞○○は時制の一致が必要で、動詞△△は時制の一致が必要ないといった覚え方は絶対にやめましょう。



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