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古文単語「こころうがる/心憂がる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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こころうがる/心憂がる

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「こころうがる/心憂がる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形こころうがら
連用形こころうがり
終止形こころうがる
連体形こころうがる
已然形こころうがれ
命令形こころうがれ


※形容詞「心憂し」の語幹に接尾語「がる」がくっついたもの。
意味:自動詞

情けなく思う、うんざりする

[出典]筒井筒 伊勢物語
「手づからいひがひ取りて、笥子のうつはものに盛りけるを見て、心憂がりて行かずなりにけり。」

[訳]:自分でしゃもじを手にとって、お米を盛る器に盛りつけているのを見て、(男は)うんざりして行かなくなってしまいました。


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