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枕草子 原文全集「思はむ子を法師になしたらむこそ」 |
著作名:
古典愛好家
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思はむ子を法師になしたらむこそ
思はむ子を法師になしたらむこそ、心ぐるしけれ。
ただ、木のはしなどのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ。
精進物のいとあしきをうち食ひ、寐(い)ぬるをも、若きは物もゆかしから、女などのある所をも、などか忌みたるやうにさしのぞかずもあらむ、それをも安からずいふ。
まいて験者(げんじゃ)などはいと苦しげなめり。困じてうちねぶれば、「ねぶりをのみして」など咎(とが)むるも、いと所狹(せ)く、いかに覚ゆらむ。
これ昔のことなめり。いまはいとやすげなり。
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