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高校英語文法 3 英語の文の形、平叙文、疑問文、命令文、感嘆文
著作名: Kao
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英語の文の形

前回は文の要素についてでしたが、今回は英語の文の形はどのようなものか説明します。

簡単にいえば4つだけです!

次のような文があるとします。

Nepal is a beautiful place.(平叙文)
(ネパールは美しいところです。)

Can you see the top of the Everest?(疑問文)
(エベレストの頂上が見えますか?)

Look at the great landscape.(命令文)
(素晴らしい景色をごらんなさい。)

How beautiful that mountain is!(感嘆文)
(あれはなんて美しい山なんだろう。)

平叙文、疑問文、命令文、感嘆文とややこしい用語が出てきましたが大丈夫です。一つずつ説明します。

平叙文ってなに

平叙文っていうのは、ただ単に情報や事実を伝える文のことです。難しく考える必要はありません。文末にはピリオド(.)をつけます。

平叙文には肯定文と否定文があります。

肯定文は、そのとおりの事実を認める文のことです。逆に否定文は、そうでないと打ち消す文のことです。否定文は、not を使って作ります。

be動詞を含む肯定文と否定文

be動詞(am, are, is など)を含む文では、<be動詞 + not>っていう語順になります。

My father is a doctor.(肯定文)
(私の父は医者です。)

My father is not [isn't] a lawyer.(否定文)
(私の父は弁護士ではありません。)

be動詞以外の動詞を含む肯定文と否定文

be動詞以外を含む文では、<do/does/did + not + 動詞の原形>っていう語順になります。

I went to Nepal last year.(肯定文)
(私は去年ネパールに行きました。)

I did not [didn't] go to Nepal last year. (否定文)
(私は去年ネパールに行きませんでした。)

助動詞を含む肯定文と否定文

助動詞(can, will など)を含む文では、<助動詞 + not>っていう語順になります。

I can play the piano.(肯定文)
(私はピアノが弾けます。)

I cannot [can't] play the piano.(否定文)
(私はピアノが弾けません。)

canの場合、can not ではなくcannot という一語です。注意しましょう。


上のカッコ内は短縮形です。会話ではよく使われます。

are notaren't
is notisn't
was notwasn't
were notweren't
have nothaven't
has nothasn't
had nothadn't
do notdon't
does notdoesn't
did notdidn't
cannotcan't
could notcouldn't
will notwon't
would notwouldn't
need notneedn't
should notshouldn't
must notmustn't


疑問文ってなに

疑問文っていうのは、その名の通り、何かを聞いたり質問するときに使う文です。

Yes/No疑問文、疑問詞を使った疑問文があります。

Yes/No疑問文

質問の答えが、Yes/Noので答えられる疑問文です。

Are you a Japanese?
(あなたは日本人ですか?)

Yes, I am. / No, I am not.
(はい、そうです。/いいえ、違います。)

疑問文の作り方は、次のようにします。

(1)be動詞を含む場合、主語と動詞をひっくり返す。

You are hungry.
(あなたはお腹が空いています。)

Are you hungry?
(あなたはお腹が空いていますか?)

(2)be動詞以外の動詞を含む場合、<Do/Does/Did + 主語 + 動詞の原形>にする。

You know my name.
(あなたは私の名前を知っています。)

Do you know my name?
(あなたは私の名前を知っていますか?)

(3)助動詞を含む場合、<助動詞 + 主語 + 動詞の原形>にする。

You can ski.
(あなたはスキーが出来ます。)

Can you ski?
(あなたはスキーが出来ますか?)

疑問詞を使った疑問文

who(だれ), what(なに), when(いつ),which(どっち), where(どこ), why(なぜ), how(どのように)
こういうのを疑問詞っていいます。

具体的な答えを聞くときに使います。

疑問詞が主語の時は <疑問詞 + 主語 >、主語が別にあるときは<疑問詞 + be動詞か助動詞 + 主語>になります。

Who bought this camera?
(だれがこのカメラ買ったの?)

When will she come?
(彼女はいつ来るの?)

命令文と感嘆文ってなに

命令文はそのまんまです。命令するときに使います。

動詞の原形ではじめてます。

Be careful.
(気をつけなさい。)

否定の命令文は、<Don't もしくは Never + 動詞の原形 >です。

Never give up.
(あきらめるな。)

感嘆文は感動した時とか、なにか強調したいときに使います。

<How + 形容詞・副詞 + 主語 + 動詞>
How beautiful this mountain is.
(この山はなんて美しいんだ。)

<What(+ a[an]) + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞>
What a beautiful mountain this is.
(この山はなんて美しいんだ。)

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