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『寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ』現代語訳と品詞分解
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、新古今和歌集に収録されている歌「寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ」の原文、現代語訳・口語訳、品詞分解とその解説を記しています。



※新古今和歌集(しんこきんわかしゅう)は、鎌倉時代初期に編纂された勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)です。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集のことです。
原文

寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ

ひらがなでの読み方

さびしさは そのいろとしも なかりけり まきたつやまの あきのゆうぐれ

現代語訳(口語訳)

寂しさは、特にその色だからといって感じるわけではないのだなぁ。色ではなくて、槙が立つ山の秋の夕暮れだから寂しさを感じるのだ。


解説・鑑賞のしかた

秋の色が寂しさを感じさせるのではなくて、秋の山全体の雰囲気(ここでは槙立つ秋の夕暮れ)が寂しさをかもし出すのだと言いたい。

品詞分解

※名詞は省略しています。



寂しさ
係助詞
代名詞
格助詞
格助詞
強意の副詞
係助詞
なかりク活用の形容詞「なし」の連用形
けり詠嘆の助動詞「けり」の終止形
立つタ行四段活用「たつ」の連体形
格助詞
格助詞
夕暮れ


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