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固体・液体・気体ってなに? |
著作名:
かたくり工務店
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状態変化
地球に存在している物質はすべて、固体・液体・気体という3つのタイプの計上をしています。同じ物質でも温度などによって、いろいろな見た目になるということですね。固体は液体と気体に変化しますし、液体は固体と気体に、気体も液体と固体に変化します。
例えば「水」でイメージをするとわかりやすいかと思います。
水という液体を冷やすと、「氷」という固体になり、水を熱すると蒸発して「水蒸気」という気体になります。このように同じ物質だけど温度によって形がかわることを状態変化と言います。
固体
「氷」を想像してください。これが固体です。
身近にあるものでは、シャーペンのようなプラスチックやノートのような紙も固体になります。
氷に熱を加えると、水になって蒸発していきますよね。このように、固体に熱を加えると、液体(または気体)にその形を変化させます。
液体
「水」をイメージしてください。これが「液体」です。
液体はある温度まであたためると気体になり、ある温度まで冷やすと固体になります。ちなみにコンビニに売っている飲み物は液体ですし、マヨネーズやソースなんかも液体です。
気体
「水蒸気」をイメージしてください。お湯をわかしているときにでてくるやつです。
これが「気体」です。私たちが呼吸に使っている酸素や二酸化炭素、これらが気体になります。気体はある一定の温度まで下げると液体、そしてさらに温度をさげると固体に変化します。温度は物質や気圧によって異なってきます。
固体・液体・気体の変化をわかりやすく示したものが次の図になります。
物質は必ずしも、「固体→液体→気体」や「気体→液体→固体」と順序良く変化するわけではありません。中には、固体から液体の形をとらないですぐに気体になってしまうものもあります。例えばドライアイスなんかがいい例です。
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