更新日時:
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酸化数 |
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著作名:
清原拓馬
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①単体中の原子の酸化数はすべて0
(例)H2 Cl2 Fe →すべて0
②単原子イオンの酸化数はイオンの電荷と等しい
(例)Fe^(2+) →+2 Cl^- →-1
③化合物中のアルカリ金属元素 → +1
アルカリ土類金属元素 → +2
アルミニウム → +3
(例) NaHCO3 → +1 Ca(OH)2 → +2 Al2O3 →+3
④化合物中のH原子 →+1
O原子 →-2
(例外) H2O2 →-1 NaH →-1
⑤多原子イオンの酸化数の総和はイオンの電荷と等しい
(例) OH^- → (-2)+(+1)=-1
酸化 還元
Oに注目 受け取る 失う
Hに注目 失う 受け取る
電子に注目 失う 受け取る
つまり・・・
元の原子の状態・・・酸化数0
電子を1個受け取った(還元された)状態・・・酸化数-1
電子を1個失った(酸化された)状態・・・酸化数+1
酸化数が増加する→酸化
酸化数が減少する→還元
<考え方>
反応を起こす場合、共有電子対は電気陰性度の大きいほうの原子とともに移動するのがふつうなので、共有電子対は電気陰性度の大きいほうの原子の所有と考えて酸化数を計算する。
と、書くと難しく感じる。
しかし基本的には上の例外を除くとHは+1 Oは-2 になるのでそこから考えていけばよい。
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う~ん・・・
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