更新日時:
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細胞小器官の働きと役割 |
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著作名:
gg佐藤
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細胞は生物を構成する最小単位ですが、その細胞の中には様々な小器官が存在しています。ここではその小器官(核小体、核膜、核液、染色糸)のはたらきについてまとめています。
核小体は、リボソームのRNAを合成する器官です。
しかしこれだけではどうもわかりにくいですよね。ざっくりとわかりやすく説明しましょう。
生物の細胞は、あるタンパク質が必要となった時に、体にあるDNA の情報を読み取って、自分の体に合うタンパク質を作り出します。このとき、設計図であるDNAは持ち出すことができないので、その情報を書きだしてコピーを作るわけですが、このコピーのことをRNAと言います。つまり、体の設計図であるDNAからその情報を読み取って、コピーした設計図(RNA)に基づいてたんぱく質を作る工場、これがリボソームなのです。
「リボソームのRNAを合成する器官」ということは、このリボソーム自体の設計図のコピー(RNA)を合成するのが核小体という器官というです。
核膜とは、核と細胞質とを隔てている薄い二重の膜のことです。
膜にはところどころに核膜孔という穴があいていて、核と細胞質の間をいききする物質の量を調整するはたらきがあります。
核内部を満たしている液体のことを核液と言います。核膜孔をとおって、核と細胞質の間を流動的にいききしています。主な役割は、内容物の保護をしたり、染色体の基質(染色体をとりまく物質と考えてください)になったりします。
染色糸とは、核の内部の存在している糸状の物質で、これが染色体に変化をしていきます。DNAの基となるものです。
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