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古文単語「ことわり/理/断り」の意味・解説【名詞】

著者名: 走るメロス
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ことわり/理/断り

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名詞

意味1

物事の道理、物事の道筋

[出典]蓬莱の玉の枝 竹取物語
「翁、ことわりに思ふ。」

[訳]:(竹取の)翁は、(車持皇子の言うことが)道理だと思う。


意味2

理由、わけ、説明

[出典]:箒木 源氏物語
「中将は、このことわり聞き果てむと、心入れてあへしらひゐたまへり。」

[訳]:中将は、この理由を終わりまで全部聞こうと、熱心に受け答えしていらっしゃいました。


意味3

判断、判定、裁定

[出典]:須磨 源氏物語
「よろづのことを泣く泣く申したまひても、その断りをあらはにえ承りたまはねば...」

[訳]:すべてのことを泣く泣く申し上げなさっても、(院はこの世にいないので)その判断をはっきりとお聞きすることはできないので...


意味4

謝罪、おわび、言い訳、申し開き

[出典]:好色五人女 井原西鶴
「このことのことはり立ちかね、哀れや...」

[訳]:このことの申し開きができなくなって、かわいそうなことであるが...


意味5

辞退、拒否、拒絶

[出典]:空腕 狂言
「重ねてことわりも申されぬ。」

[訳]:二度も辞退(の言葉を)申し上げられない。


備考

関連した言葉に、形容動詞「ことわりなり」がある。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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