新規登録 ログイン

18_80 イスラーム世界の形成と拡大 / イスラーム文明の発展

イスラム学問の担い手 ~ラシード=ウッディーン、イブン=ルシュド、イブン=バットゥータ~

著者名: エンリケ航海王子
Text_level_2
マイリストに追加
はじめに

アルコール、代数学、三角法、アラビア数字…。現在のさまざまな学問の基礎となる概念は、その多くがイスラム文化から生まれました。このテキストでは、そのイスラム学問の内容について解説します。

イスラム学問の分類

イスラム学問には固有の学問外来の学問という2つの分類があります。

固有の学問

固有の学問とは、聖典『コーラン』基づくイスラム世界固有の学問のことです。分野は法学・神学・文法学・書記学・詩学・韻律学・歴史学などがありました。

外来の学問

外来の学問は、ギリシアやインドなど、イスラム世界以外から導入された学問のことです。さまざまな地域からの知識を導入、再構築することで、優れた学問を発展させました。分野は哲学・論理学・地理学・医学・数学・天文暦学・光学・錬金術などがありました。

なぜ、ギリシアの学問がイスラムの社会にもたらされたか疑問に思うかもしれませんが、イスラム成立以前の頃、ユスティニアヌスが行った異教弾圧によって、東ローマ帝国から多くのギリシア人たちが逃げ出しました。彼らを受け入れたのがササン朝シリアでした。ササン朝のもとジュンディー=シャープールという学問所がひらかれ、ギリシア学問は手厚く保護されました。イスラムがその地を征服した後、アッバース朝が知恵の館(バイト=アルヒクマ)を創り、そこでギリシア学問は継承され、イスラム世界に広まりました。

1ページへ戻る
前のページを読む
1/3
次のページを読む

Tunagari_title
・イスラム学問の担い手 ~ラシード=ウッディーン、イブン=ルシュド、イブン=バットゥータ~

Related_title


Keyword_title

Reference_title
『教科書 世界史B』 山川出版社
『詳説世界史研究』 山川出版社
『世界史B 用語集』 山川出版社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 10,754 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 18 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。