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正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)の覚え方
著作名: OKボーイ
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サイン・コサイン・タンジェント

三角比の問題を解く上でサイン(sin)、コサイン(cos)、タンジェント(tan)の3要素が基礎となってきます。



ここでは最初にその覚え方を学び、実際にいくつかの問題を一緒に解いてみたいと思います。

ALT

上記のような直角三角形において「∠BAC=a」とします。
このときに




というのが三角比の性質です。
何で?というのは一旦置いておきましょう。
三角比ではこれを前提としてすべてが語られていますので、1つのルールだと思ってください。

ただ慣れるまでは、どこがサインでどれがタンジェントだっけ??と頭を抱える人も多いかと思いますので、ここではその覚え方についてお話をしたいと思います。



サイン

余談ですが、みなさんはアルファベットSの小文字を筆記体でどのように書くかご存知ですか?Sは筆記体で以下のように書きます。
ALT

これを先程の直角三角形にあてはめてみましょう。
ALT


sinの頭文字の「S」を使って、サインは上記のように覚えます。
いかがですか?

コサイン

コサインの場合はもっと簡単です。
コサインの頭文字は「C」ですので、これを図形に当てはめると次のようになります。
ALT



コサイン(cos)を求めるときは、図形に「C」の文字を描きます。いかがでしょう。
勘の良い人はタンジェントがどうなるか気づかれたかもしれません。
それでは最後のタンジェント(tan)をやってみましょう。



タンジェント

ここではタンジェントの頭文字「t」を使います。
使用するのは小文字の筆記体です。
これを図形に当てはめてみます。
ALT


いかがでしょう?

以上のようにしてサイン(sin)、コサイン(cos)、タンジェント(tan)を理解しておけば、仮に求め方を忘れてしまってもすぐに思い出すことができるはずです。

では早速練習




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