「神」という言葉は、様々な意味を指しますが、哲学や宗教においては、次のどれかの意味を指すことが多いです。

①この世界の全てを創った何か
②この世界の全てを操っている何か
③自然を超える力を持つ何か

　ここでは、神についての様々な立場を紹介します。



　神が存在するか存在しないかについて、次の２つの立場が存在します。



　神は存在するという立場は有神論と呼ばれます。



　神は存在しないという立場は無神論と呼ばれます。
　誤解されがちですが、科学は神が存在するということを否定しません。実際に、有神論を主張する科学者も多くいます。



　神がどのような存在であるかについて、様々な立場が存在しますが、ここでは次の３つを紹介します。



　神は存在するが、神は悪であるという立場です。この世界に悲しみや苦しみが存在しているということや、天災が存在しているということなどを根拠にしています。



　神は存在するが、神は人格を持っておらず、人間に対して賞罰や啓示を与えないという立場です。



　神は存在するというより、この世界自体が神であるという立場です。