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古文単語「とがむ/咎む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「とがむ/咎む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | とがめ |
連用形 | とがめ |
終止形 | とがむ |
連体形 | とがむる |
已然形 | とがむれ |
命令形 | とがめよ |
非難する、責める。
気にかける、注意を向ける、怪しむ、心にとめる。
[出典]:白波・黒鳥のもとに 土佐日記
「この言葉、なにとはなけれども、もの言ふやうにぞ聞こへたる。人の程に合はねば、とがむるなり。」
[訳]:この言葉は、なんともないのだけれど、気の利いたことを言うように聞こえる。(表現の仕方がかじ取りという)身分に似合わないので、気にかけるのである。
「この言葉、なにとはなけれども、もの言ふやうにぞ聞こへたる。人の程に合はねば、とがむるなり。」
[訳]:この言葉は、なんともないのだけれど、気の利いたことを言うように聞こえる。(表現の仕方がかじ取りという)身分に似合わないので、気にかけるのである。
(不審に思って)
尋問する、問いただす。
[出典]:似げなきもの 枕草子
「『嫌疑の者やある』ととがむ。」
[訳]:「不審な者はいるか」と問いただす。
「『嫌疑の者やある』ととがむ。」
[訳]:「不審な者はいるか」と問いただす。
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