manapedia
更新日時:
「聞く」と「聴く」の違いと使い分け
著作名: 春樹
145,354 views
似たような言い回しをするけれど、実は意味が違う。そんな言葉にフォーカスをして連載していきます。第4回は聞く聴くについてみていきましょう。

「聞く」

意識しないでただ耳に入ってくる音を受け入れるという場合には「聞く」を使います。例えば次のように使います。

・教室の外から、車の音が聞こえてくる。

これは意識して車の音を耳にしているのではなくて、ただ勝手に耳に入ってくる音をきいているというシチュエーションですね。また、道をたずねるときにも「道を聞く」と使います。



「聴く」

一方で「聴く」は、積極的に意識して音に耳をかたむける場合に使います。例えば次のように使います。

・クラシックのコンサートで素敵な演奏を聴いてきた。

これは、コンサートの音を意識してきいているというシチュエーションですね。授業を聴くやCDを聴くというように、耳をかたむける音が決まっているような場合に使います。

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。