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高校化学 沸点上昇と凝固点降下の例とその原理 |
著作名:
藤山不二雄
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沸点上昇
溶媒に溶質を溶かすと、その溶液の沸点は溶媒の沸点よりも高くなります。
例えば食塩を水に溶かして食塩水としたとき、その沸点は水の沸点である100℃よりも高くなります。この性質のことを溶液の沸点上昇言います。
沸点上昇では、溶質の種類に関係なく溶液の質量モル濃度に比例します。
沸点の上昇度を「⊿t」、質量モル濃度を「m(mol/kg)」、とすると
⊿t=km(※kは溶媒ごとに決められた定数)
が成り立ちます。
凝固点降下
溶媒に溶質を溶かすと、その溶液の凝固点は溶媒の凝固点よりも低くなります。
沸点上昇の例と同じように、食塩を水に溶かして食塩水としたとき、その凝固点は水野凝固点である0℃よりも低くなります。この性質のことを溶液の凝固点降下と言います。
凝固点降下も沸点上昇と同じように、溶質の種類に関係なく溶液の質量モル濃度に比例します。
凝固点降下度を「⊿t」、質量モル濃度を「m(mol/kg)」、とすると
⊿t=km(※kは溶媒ごとに決められた定数)
が成り立ちます。
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