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17世紀~18世紀の政治思想① ~絶対王政と王権神授説、社会契約説、グロティウスの自然法~
著作名: エンリケ航海王子
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彼はオランダの法学者・外交官で、自身の経験から2つの著書を残しました。

一つが、貿易や航海の自由と海洋法の元となった『海洋自由論』。
もう一つが、三十年戦争を見てきた経験から、戦時中でも自然法の概念から各国が守るべき国際法規の確立を主張した『戦争と平和の法』です。

17世紀のさまざまな思想の変化は、キリスト教世界からの分離によって理性が発展した結果もたらされたものでしたが、一方で中世以来、各国の仲裁機関として機能していたローマ教皇などの権威は失墜していきました。その結果各国の戦争は激しさを増していました。グロティウスはこのような権威の失墜を補うものとして、国際法思想の重要性を訴えたのです。


このグロティウスの主張は、国際法思想の基礎となると共に、政治思想家の間に自然法の重要性が認識され、別の思想家に受け継がれていくことになります。




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