|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
【室町文化、南北朝文化、北山文化、東山文化、新仏教の発展】 受験日本史まとめ 32 |
|
著作名:
Cogito
49,666 views |
|
新仏教の発展
真言宗や天台宗などの旧仏教は、朝廷・公家の没落や荘園の崩壊により、しだいに勢力が衰えていきました。かわりに鎌倉仏教の各派は民衆に受け入れられ、各地の信仰の中心となっていきました。
禅宗の五山派は、将軍や守護の保護を受け発展しましたが、室町幕府の衰退とともにしだいに衰えていきました。五山派を叢林と呼びますが、それ以外の禅宗(林下)は、曹洞宗永平寺、臨済宗大徳寺・妙心寺などを中心に世俗化を嫌い地方の信仰を集めました。大徳寺の一休宗純は、詩集『狂雲集』とともに著名な僧となりました。
法然の死後、多数の諸派に分かれていた浄土宗では、九州の鎮西派が優勢となり、京都や東国にも布教活動を広げました。また、京都の知恩院は、応仁の乱後に代々の天皇の帰依を受け浄土宗の本寺となりました。
日蓮宗(法華宗)は、鎌倉時代末から南北朝時代にかけて東国から京都に進出し、日像の妙顕寺や日静の本圀寺を中心に発展し、15世紀にでた日親は京都から中国地方・九州地方へ布教活動を広げました。日親は他派と論戦を繰り広げたため、幕府からたびたび迫害を受けました。
京都の商工業者は日蓮宗の門徒が多く、1532年(天文元年)に京都を戦火から守るために法華一揆を結び、一向一揆と対決し、自主的な町政を行いましたが。1536年(天文5年)に延暦寺と対立したことで京都中の寺院をすべて焼き討ちにされ、京都を追われることになりました。これを天文法華の乱といいます。
浄土真宗(一向宗)は、親鸞の末裔覚如が親鸞の廟所を大谷本願寺として寺院化し本願寺派を作り、代々覚如の子孫が門主を務めました。第8世門主の蓮如のとき、延暦寺によって大谷本願寺が破却されたため、蓮如は越前吉崎に吉崎道場を建て北陸地方を拠点に布教活動を行いました。その後、蓮如は京都の山科に山科本願寺を建て、門主の座を実子の実如に譲り、自らは大阪に石山坊に移し隠棲しました。1532年(天文元年)に山科本願寺が法華一揆によって焼かれると、実如の孫第10世門主の証如は石山に本拠地を移し石山本願寺としました。一向宗の門下は各地で強い結束を持ち、ときに大名と衝突し、1488年(長享2年)には加賀の一向一揆がおこりました。
この他にも、地蔵信仰・観音信仰などさまざまな民衆信仰が広がりました。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
【惣村の形成、応仁の乱、室町幕府の衰退】 受験日本史まとめ 31
>
【戦国時代のはじまり、明応の政変、戦国大名の登場と分国支配】 受験日本史まとめ 33
>
北山文化と東山文化の特徴と違い・比較表
>
【南北朝の統一と室町幕府の発展、勘合貿易、琉球・蝦夷ヶ島の発展】 受験日本史まとめ 30
>
【惣村の形成、応仁の乱、室町幕府の衰退】 受験日本史まとめ 31
>
応仁の乱って、結局誰が勝者?
>
【建武の新政、南北朝の動乱、室町幕府の成立】 受験日本史まとめ 29
>
注目テキスト
日本史
- 原始・古代の社会・文化と東アジア
- 先土器時代・縄文時代
- 弥生時代・古墳時代
- 飛鳥時代・奈良時代
- 平安時代
- 中世の社会・文化と東アジア
- 鎌倉時代
- 南北朝時代・室町時代
- 近世の社会・文化と国際関係
- 戦国時代・安土桃山時代
- 江戸時代
- 近代日本の形成とアジア
- 18世紀における国際環境の変化
- 開国・明治維新
- 立憲政治・憲法制定・議会の設立
- 条約改正・日清/日露戦争
- 近代産業の発展と文化の特色
- 両世界大戦期の日本と世界
- 第一次世界大戦
- 政党政治の発展と大衆文化の形成
- 国内情勢・第二次世界大戦・太平洋戦争
- 第二次世界大戦後の日本と世界
- 占領下の日本
- 高度成長の時代
- その他
- その他
























