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『二月つごもりごろに』の品詞分解 枕草子 |
著作名:
走るメロス
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■皆いと恥づかしき中に、宰相の御答(いら)へを、いかでかことなしびに言ひ出でむ、と心ひとつに苦しきを、御前に御覧ぜさせむとすれど、上のおはしまして大殿籠りたり。
皆 | ー |
いと | 副詞 |
恥づかしき | 形容詞・シク活用・連体形 |
中 | ー |
に、 | 格助詞 |
宰相 | ー |
の | 格助詞 |
御答へ | ー |
を、 | 格助詞 |
いかで | 副詞 |
か | 係助詞 |
ことなしび | ー |
に | 格助詞 |
言ひ出で | ダ行下二段活用・未然形 |
む、 | 推量の助動詞・連体形 |
と | 格助詞 |
心ひとつ | ー |
に | 格助詞 |
苦しき | 形容詞・シク活用・連体形 |
を、 | 接続助詞 |
御前 | ー |
に | 格助詞 |
御覧ぜ | サ行変格活用・未然形 |
させ | 使役の助動詞・未然形 |
む | 意志の助動詞・終止形 |
と | 格助詞 |
すれ | サ行変格活用・已然形 |
ど、 | 接続助詞 |
上 | ー |
の | 格助詞 |
おはしまし | サ行四段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
大殿籠り | ラ行四段活用・連用形 |
たり。 | 存続の助動詞・終止形 |
■主殿司は、「とくとく。」と言ふ。げに遅うさへあらむは、いと取りどころなければ、さはれとて、
主殿司 | ー |
は、 | 係助詞 |
「とく | 副詞 |
とく。」 | 副詞 |
と | 格助詞 |
言ふ。 | ハ行四段活用・終止形 |
げに | 副詞 |
遅う | 形容詞・ク活用・連用形のウ音便 |
さへ | 副助詞 |
あら | ラ行変格活用・未然形 |
む | 仮定の助動詞・連体形 |
は、 | 係助詞 |
いと | 副詞 |
取りどころ | ー |
なけれ | 形容詞・ク活用・已然形 |
ば、 | 接続助詞 |
さはれ | 感動詞 |
と | 格助詞 |
て、 | 接続助詞 |
■「空寒み花にまがへてちる雪に」と、わななくわななく書きてとらせて、いかに思ふらむとわびし。
空 | ー |
寒み | 形容詞・ク活用の語幹+接尾語 |
花 | ー |
に | 格助詞 |
まがへ | ハ行下二段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
ちる | ラ行四段活用・連体形 |
雪 | ー |
に | 格助詞 |
と、 | 格助詞 |
わななく | カ行四段活用・終止形 |
わななく | カ行四段活用・終止形 |
書き | カ行四段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
とらせ | サ行下二段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
いかに | 副詞 |
思ふ | ハ行四段活用・終止形 |
らむ | 現在推量の助動詞・連体形 |
と | 格助詞 |
わびし。 | 形容詞・シク活用・終止形 |
【ちょっと復習「わななく」の意味は?】
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