更新日時:
|
|
順列(P)と組み合わせ(C)のちがい |
|
著作名:
OKボーイ
813,285 views |
ここでは、順列と組み合わせの違いについて、できるだけわかりやすく説明していきます。
「P」で計算をする順列と、「C」で計算をする組み合わせ。この使い分けに迷っている人も多いでしょう。具体的にそれぞれの計算式が使われるシチュエーションをみながら、その違いについて勉強してみましょう。
あなたは読める?【「胡桃」の正しい読み方と意味を解説】
「異なるn個のボール中から、異なるr個のボール取り出して1列に並べる」
このような問題では順列を使います。例えば次のような問題です。
1、2、3の3個の数字を並べ替えて3桁の整数を作ります。1度使った数字は2度は使いません。考えうる整数のパターンは何通りできるでしょうか?
これは典型的な順列の問題です。異なるn個を選んで順番をつけて並べる場合は、順列を使いますので、Pを使って計算していきましょう。
答えは6通りです。
異なるn個を選んで順番をつけて並べる場合は、順列
「異なるn個のボールの中から、r個のボールを取り出したときの組合せ」
このような問題では組み合わせを使います。
順列と何が違うかというと、順列の場合は「順番をつける」、組み合わせの場合は「順番をつけない」の違いなんですね。例えば次のような問題。
10色のカラーボールから4色のボールを選ぶ方法は何通りあるか考えてみましょう。
これは典型的な組み合わせの問題です。異なるn個を取り出しはしますが、順番をつけて並べることはしません。このことから組み合わせを使うと判断します。Cを使って計算しましょう。
答えは210通りとなります。
異なるn個を取り出すだけの場合は、組み合わせ
順列の場合は「順番をつける」、組み合わせの場合は「順番をつけない」
ここに注目をして問題を確認してみてください。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
和の法則とは(例を使ってわかりやすく)
>
約数の総和の求め方・公式
>
和の法則と積の法則の使い分け
>
積の法則の説明(問題を使ってわかりやすく)
>
場合の数とは(樹形図を使って考える・樹形図の書き方)
>
最近見たテキスト
順列(P)と組み合わせ(C)のちがい
10分前以内
|
>
|
注目テキスト
数学A
- 場合の数と確率
- 場合の数/順列/組合せ
- 確率
- 整数の性質
- 約数と倍数
- ユークリッドの互除法
- 整数の性質の活用
- 図形の性質(平面図形/空間図形)
- 三角形の辺と角
- 三角形の外心・内心・垂心・重心
- 三角形の定理(中線定理/メネラウスの定理/チェバの定理)
- 円の基本性質
- 円と直線(接弦定理/方べきの定理/共通接線)
- 空間図形
- その他
- その他