|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
杜甫『月夜』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説 |
|
著作名:
走るメロス
660,309 views |
|
口語訳(現代語訳)
今夜 鄜州の月
今夜は、鄜州の月を
閨中只だ独り看るらん
(妻も)部屋の中から一人で見ていることだろう。
遙かに憐れむ小児女の
私がはるか(遠くから)案じるのは、小さな子どもたち(杜甫の子どもたち)が、
未だ長安を憶ふを解せざるを
長安(にいる父親である私の身)を案じるということを、まだ理解できない(その幼さである)。
香霧雲髪湿ひ
香しい夜の霧に、(妻の雲のように)美しく豊かな髪はしっとりと濡れ
清輝玉臂寒からん
清らかな月の光に、(妻の玉のように)美しい腕は冷たく輝いているだろう。
何れの時か虚幌に倚りて
(いったい)いつになったら誰もいない部屋のカーテンに寄り添って
双び照らされて涙痕乾かん
(お前と)二人並んで(月の光に)照らされながら、(離別/再会の)涙のあとを乾かすことができるのだろうか。
単語解説
| (※1)鄜州 | 現在の中国陝西省富県 |
| (※2)閨 | 夫人の部屋 |
| (※3)小児女 | 杜甫の子どもたちのことを指している。杜甫には二男二女がいた |
| (※4)未 | 再読文字。「いまだ~ず」と読み、「まだ~ない」と訳す |
| (※5)香霧 | 香しい夜の霧 |
| (※6)雲髪 | 雲のように美しく豊かな髪 |
| (※7)清輝 | 月の清らかな光 |
| (※8)玉臂 | 玉のように美しい腕 |
| (※9)虚幌 | 誰もいない部屋のカーテン |
■次ページ:文法解説(五言律詩/押韻/対句)とテストに出題されそうな問題
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
十八史略『荊軻』(燕王喜太子丹質於秦〜)書き下し文・現代語訳と解説
>
論語 為政第二『子曰、吾十有五而志乎学~』の書き下し文と現代語訳
>
論語 学而第一 1~2
>
『晏子之御(晏子の御)』 史記 書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説
>
『静夜思(静夜の思ひ)』テストで出題されそうな問題
>
最近見たテキスト
|
杜甫『月夜』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説
10分前以内
|
>
|
























