【躑躅ヶ崎館】の読み方と由来
日本各地には、漢字の読み方が一般的なものではない
難読地名がたくさんあります。地名の読み方と由来を知ることでその土地の意外な歴史を知ることができるかもしれません。
今回は、山梨県甲府市にあった武田氏(戦国武将)の居館「
躑躅ヶ崎館」についてみていきます。
「躑躅ヶ崎館」の読み方
「躑躅ヶ崎館」は「つつじがさきやかた」と読みます。
躑躅ヶ崎館の由来
武田氏館(現武田神社)が築かれたのは永正16年(1519)。躑躅ヶ崎の地にあったことから「躑躅(つつじ)ヶ崎の館」と呼ばれた。三方を山に囲まれ、相川扇状地の開口部で、南に甲府盆地を一望する。館の完成した翌年には、館の北東2キロに要害城が築かれた。国を治める館と、館を防衛する山城。典型的な拠点づくりだ。
参照:
甲府市役所観光開発課HP