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古文単語「わきまふ/弁ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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わきまふ/弁ふ

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ハ行下二段活用

未然形わきまへ
連用形わきまへ
終止形わきまふ
連体形わきまふる
已然形わきまふれ
命令形わきまへよ


意味1:他動詞

見分ける、判別する、心得る、物の道理を理解する

[出典]悲田院の尭蓮上人は 徒然草
「...とことわられ侍りしこそ、この聖、声うちゆがみ、荒荒しくて、聖教の細やかなる理いとわきまへずもやと思ひしに...」

[訳]: ...と事情を説明されたので(訪ねてきた人は、堯蓮上人のことを)、(東国出身の)この僧は、発音がなまり、(言い方も)粗野で、仏教の細かな道理はたいして心得ていないのではと思っていたのですが...


意味2:他動詞

弁償する、つぐなう、返済する

[出典]:今昔物語
「彼の母の借れるところの稲を員のごとくわきまへて...」

[訳]:彼の母が借りた所の稲をその数の通りに返済して...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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