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古文単語「いひはなつ/言ひ放つ」の意味・解説【タ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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いひはなつ/言ひ放つ

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タ行四段活用

未然形いひはなた
連用形いひはなち
終止形いひはなつ
連体形いひはなつ
已然形いひはなて
命令形いひはなて


意味:他動詞

遠慮なく言う、きっぱりと言う

[出典]悲田院の堯蓮上人は 徒然草
「なべて、心やはらかに、情けあるゆゑに、人の言ふほどのこと、けやけくいなび難くて、よろづ、え言ひ放たず、心弱くこと受けしつ。」

[訳]:(都の人は)一般に心が穏やかで、思いやりがあるために、人が言う(頼む)ぐらいのことは、きっぱりと断わりにくくて、万事につけて、遠慮なく言うことができないので、気弱く引き受けてしまうのです。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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