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古文単語「たちかへる/立ち返る」の意味・解説【ラ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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たちかへる/立ち返る

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ラ行四段活用

未然形たちかへら
連用形たちかへり
終止形たちかへる
連体形たちかへる
已然形たちかへれ
命令形たちかへれ


意味1:自動詞

元の場所に引き返す、昔に立ち戻る

[出典]折節の 徒然草
「花橘は名にこそ負へれ、なほ、梅の匂ひにぞ、いにしへの事も立ち返り恋しう思ひいでらるる。」

[訳]:橘の花は(昔のことを恋しく思わせることで)有名であるが、やはり、梅の香によって、昔のことも立ち戻って恋しく思いだされる。


意味2:自動詞

(波が)
寄せては返す

[出典]:土佐日記
「風の吹くことやまねば、岸の波立ち返る。」

[訳]:風が吹きやまないので、海岸の波が寄せては返す


意味3:自動詞

繰り返す

[出典]:夫の死 更級日記
「親の折より立ち返りつつ見しあづま路よりは...」

[訳]:親のときから繰り返し経験した東国地方よりは...


意味4:自動詞

年が改まる

※この用法の場合、「年立ち返る」の形で用いられる。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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