古文単語「こぞりて/挙りて」の意味・解説【連語】

著者名：走るメロス

こぞりて/挙りて

このテキストでは、古文単語「こぞりて/挙りて」の意味、解説とその使用例を記している。

成り立ち

ラ行四段活用「こぞる」の連用形「こぞり」と、接続助詞「て」が一語になったもの。

連語

■意味

全員で、一人残らず、すべて。

[出典]：東下り伊勢物語
「...とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。」

[訳]：...と詠んだので、船に乗っている人は一人残らず泣いてしまいました。

全訳読解古語辞典　第四版　三省堂

ベネッセ全訳古語辞典　改訂版　Benesse

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