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大鏡『花山院の出家』(あはれなることは〜)の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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■さやけき影を、まばゆく思し召しつるほどに、月の顔にむら雲のかかりて、少し暗がりゆきければ、「わが出家は成就するなりけり。」と仰せられて、歩み出でさせ給ふほどに、
さやけき | 形容詞・ク活用・連体形 |
影 | ー |
を、 | 格助詞 |
まばゆく | 形容詞・ク活用・連用形 |
思し召し | サ行四段活用・連用形 |
つる | 存続の助動詞・連体形 |
ほど | ー |
に、 | 格助詞 |
月 | ー |
の | 格助詞 |
顔 | ー |
に | 格助詞 |
むら雲 | ー |
の | 格助詞 |
かかり | ラ行四段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
少し | 副詞 |
暗がりゆき | カ行四段活用・連用形 |
けれ | 過去の助動詞・已然形 |
ば、 | 接続助詞 |
「わ | 代名詞 |
が | 格助詞 |
出家 | ー |
は | 係助詞 |
成就する | サ行変格活用・連体形 |
なり | 断定の助動詞・連用形 |
けり。」 | 詠嘆の助動詞・終止形 |
と | 格助詞 |
仰せ | サ行下二段活用・未然形 |
られ | 尊敬の助動詞・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
歩み出で | ダ行下二段活用・未然形 |
させ | 尊敬の助動詞・連用形 |
給ふ | 尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形 |
ほど | ー |
に、 | 格助詞 |
■弘徽殿の女御の御文の、日ごろ破り残して御身も放たず御覧じけるを思し召し出でて、「しばし。」とて、取りに入りおはしましけるほどぞかし、
弘徽殿の女御 | ー |
の | 格助詞 |
御文 | ー |
の、 | 格助詞 |
日ごろ | 名詞 |
破り残し | 「破る」と「残す」の連語。サ行四段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
御身 | ー |
も | 係助詞 |
放た | タ行四段活用・未然形 |
ず | 打消の助動詞・連用形 |
御覧じ | サ行変格活用・連用形 |
ける | 過去の助動詞・連体形 |
を | 格助詞 |
思し召し出で | ダ行下二段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
「しばし。」 | 副詞 |
と | 格助詞 |
て、 | 接続助詞 |
取り | ラ行四段活用・連用形 |
に | 格助詞 |
入り | ラ行四段活用・連用形 |
おはしまし | 尊敬の補助動詞・サ行四段活用・連用形 |
ける | 過去の助動詞・連体形 |
ほど | ー |
ぞ | 係助詞 |
かし、 | 終助詞 |
■粟田殿の、「いかにかくは思し召しならせおはしましぬるぞ。ただ今過ぎば、おのづから障りも出でまうで来なむ。」と、そら泣きし給ひけるは。
粟田殿 | ー |
の、 | 格助詞 |
「いかに | 副詞 |
かく | 副詞 |
は | 係助詞 |
思し召し | サ行四段活用・連用形 |
なら | ラ行四段活用・未然形 |
せ | 尊敬の助動詞・連用形 |
おはしまし | 尊敬の補助動詞・サ行四段活用・連用形 |
ぬる | 完了の助動詞・連体形 |
ぞ。 | 係助詞 |
ただ今 | 副詞 |
過ぎ | ガ行上二段活用・未然形 |
ば、 | 接続助詞 |
おのづから | 副詞 |
障り | ー |
も | 係助詞 |
出でまうで来 | カ行変格活用・連用形 |
な | 強意の助動詞・未然形 |
む。」 | 推量の助動詞・終止形 |
と、 | 格助詞 |
そら泣き | ー |
し | サ行変格活用・連用形 |
給ひ | 尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形 |
ける | 過去の助動詞・連体形 |
は。 | 係助詞 |
【受験日本史】建武の新政、南北朝の動乱、室町幕府の成立について解説
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