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白居易『長恨歌』書き下し文・現代語訳と解説 その2 |
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著作名:
走るメロス
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原文(白文)
黄埃散漫風蕭索
雲桟縈紆登剣閣
峨眉山下少人行
旌旗無光日色薄
蜀江水碧蜀山青
聖主朝朝暮暮情
行宮見月傷心色
夜雨聞鈴腸断声
■書き下し文
黄埃(こうあい)散漫風蕭索(しょうさく)
雲桟(うんさん)縈紆(えいう)剣閣に登る
峨眉山下人の行くこと少(まれ)に
旌旗(せいき)光無く日色薄し
蜀江(しょくこう)は水碧(みどり)にして蜀山は青く
聖主朝朝暮暮の情
行宮(あんぐう)に月を見れば心を傷ましむるの色
夜雨に鈴を聞けば腸(はらわた)断つの声
■現代語訳
黄色い土ぼこりが舞い、風は物寂しく吹いています。
雲がかかるほど高いところにかけられた橋はうねうねと曲がり、(そこを通って)剣閣山に登っていきます。
峨眉山のふもとでは人の往来は少なく、
(皇帝の一行であることを示す)旗は輝きを失い、日の光も薄れて見えます。
蜀(国名)の川の水は緑色で、蜀の山は青く茂っていますが、
皇帝は朝夕と(彼女への)思いを募らせています。
仮の宮殿から月を見ると、心を痛める色合いがし、
夜、雨の中で鈴の音を聞いては、断腸の思いがします。
■単語解説
| 旌旗 | 旗、のぼり |
| 行宮 | 天皇や皇帝が旅の途中で、または御所を追われたときに本拠地とした仮の宮殿のこと |
■押韻
「索、閣、薄」と「青、情、声」がそれぞれ韻を踏んでいます。
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