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1_80 古典:読み解き / 古文:文章の訳/読み解き

竹取物語冒頭「今は昔、竹取の翁といふものありけり〜」現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、竹取物語の冒頭部分(今は昔、竹取の翁といふものありけり〜)の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。



※竹取物語は、平安時代初期に成立したとされる物語です。正確な成立年や作者は未詳ですが、日本で最古の物語作品と言われています。

原文

今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありけるあやしがりて、寄り見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうたり。



現代語訳

今となっては昔のことですが、竹取の翁という者がいました。野や山に分け入って竹を取っては、いろいろなことに用立てたのでした。その名をさぬきの造と言いました。(ある日)その竹の中に、根元が光る竹がひとつありました。不思議に思って、近寄ってみると、竹筒の中が光っています。それ(の中)を見ると、三寸ぐらいの人が、とてもかわいらしい様子で座っています。

※一寸が約3.03cmですので、三寸は約9.1cmとなります。

【さらに詳しい解説】竹取物語冒頭「なよ竹のかぐや姫」わかりやすい現代語訳と解説


品詞分解

※品詞分解:「今は昔、竹取の翁といふもの〜」の品詞分解

練習問題にチャレンジ!

竹取物語冒頭『かぐや姫の生い立ち』テストで出題されそうな問題
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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書ガイド 中学校国語 国語1年』文理
『教科書 中学校国語1』 学校図書

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