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18_80 ヨーロッパ・アメリカの変革と国民形成 / アメリカ合衆国の発展

アメリカ合衆国発展の歴史 ① 連邦派と反連邦派の対立と領土の拡大

著者名: エンリケ航海王子
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保護貿易主義と自由貿易主義

一方、経済的にも、2つの主義が対立していました。

保護貿易主義

保護貿易主義は、イギリスからの輸入品に高関税を課し、流入を防ぐことでアメリカの工業製品の発達を目指すものでした。主に東北部が主張しました。

自由貿易主義

自由貿易主義は、イギリスとの貿易を自由化し、綿花やタバコの輸出とイギリス製品の輸入を促進することを目指すものでした。主に南部が主張しました。

このように、建国後のアメリカでは政治的、経済的な対立が進んでいました。

領土の拡大

19世紀、ヨーロッパではナポレオンが大きな権力を握っていました。彼は、ハイチの独立運動鎮圧の戦費を賄うため、アメリカ大陸にあったフランスの領土ルイジアナを売却したがっていました。
この打診を受け、第3代大統領になっていたジェファソンは、ミシシッピ川以西ルイジアナを1500万ドルで買収し、西部への領土拡大がはじまります。

西部開拓は西漸運動とも言われ、開拓者精神(フロンティアスピリット)のもと、積極的に進められました。

その結果、アメリカの領土は次々に拡大していきますが、同時に先住民インディアンは土地を奪われ、苦難の時代を迎えます。

この西部開拓を正当化した言葉が「マニフェスト=デスティニー」で、領土拡大は神から与えられた使命であるという考えも生まれました。

アメリカの領土拡大は以下のように進んでいきます。
地域どこから獲得したか
ルイジアナ1803年フランスから買収
フロリダ1819年スペインから買収
テキサス1845年メキシコから独立後併合
カリフォルニア1848年メキシコから割譲
オレゴン1846年イギリスから併合


領土拡大のさなか、1848年にはカリフォルニアで金鉱が発見され世界中から移民が殺到するゴールドラッシュが始まり、その結果、鉄道蒸気船などの交通網が発達し、西部開拓はさらに進むことになります。
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『教科書 世界史B』 山川出版社
『詳説世界史研究』 山川出版社
『世界史B 用語集』 山川出版社

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