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古文単語「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味・活用・使用例【形容動詞ナリ活用】

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「かこちがほなり/かこち顔なり」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。



形容動詞・ナリ活用

未然形かこちがほなら
連用形かこちがほなりかこちがほに
終止形かこちがほなり
連体形かこちがほなる
已然形かこちがほなれ
命令形(かこちがほなれ)


意味

恨めしそうに、嘆いている顔だ、~のせいだというようだ

[出典]百人一首 西行法師
「なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな」

[訳]:「悲しみに泣きなさい」と月が(私に)物思いをさせるのでしょうか。(いや、そうではないのに)月のせいだというように(こぼれる)私の涙であることですよ。


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