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ファッション用語「莫大小」あなたは読める?正しい読み方と意味を解説
著作名: 春樹
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「莫大小」の正しい読み方

言葉の意味は知っているけどなかなか読むことができない。そんな漢字にフォーカスしていきます。今回は「莫大小」です。このテキストでは「莫大小」の正しい読み方と意味、そして由来について解説していきます。



「莫大小」の読み方

「莫大小」は「メリヤス」と読みます。


「莫」

「莫」は大学・一般レベルの漢字です。音読みで「バク、ボ、マク、モ、ミャク、ベキ」、訓読みで「く(れ)、さび(しい)、な(い)、なかれ」などと読みます。

「大」

「大」は小学校レベルの漢字です。音読みで「ダイ、タイ、タ、ダ」、訓読みで「おお、おお(きい)」などと読みます。音読みの「タ、ダ」は常用漢字外の読み方です。

「小」

「小」は小学校レベルの漢字です。音読みで「ショウ」、訓読みで「お、こ、ちい(さい)、さ」などと読みます。訓読みの「さ」は常用漢字外の読み方です。

「莫大小」の意味と由来

「メリヤスという言葉は“靴下”を意味する外来語で、スペイン語のメディアス、ポルトガル語のメイアシュがなまったものです。近年まで“莫大小”という当て字が使われていましたが、これはメリヤスが伸縮自在で『大きい人でも小さい人でも(さしつかえ莫く)合う』ということからきています。/『唐人の古里寒し めりやす足袋』と江戸時代の句にもあるように、初めは靴下の名称でしたが、やがて肌着など編んだものの総称として用いられるようになりました。/しかしセーターやドレス、ウェアなどのファッション衣料が増えるにつれ、“靴下”を語源にもつメリヤスという言葉ではまとめきれなくなってきました。このため現在では一般的に“ニット(編物)”という呼び名が使われています」

引用:グンゼ博物苑HP


「莫大小」の使い方

「莫大小とは靴下を意味する外来語である。」

まとめ

「莫大小」は「メリヤス」と読みます。

是非この機会に覚えてくださいね。

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