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古文単語「ませ/籬/笆」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
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「ませ/籬/笆」の意味・活用・使用例【名詞】

このテキストでは、古文単語「ませ/籬/笆」の意味、解説とその使用例を記している。

※「ませがき」とも。
名詞

意味

柴や竹などを荒く編んで作った低い垣根

[出典]刑部卿敦兼と北の方 古今著聞集
ませのうちなる白菊も
移ろふ見るこそあはれなれ
われらが通ひて見し人も
かくしつつこそかれにしか」

[訳]垣根の内側にある白菊も
色あせていくのを見るのはしみじみと心打たれる。
私が通って結婚した人も
このように枯れるように私の心から離れてしまった。


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