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古文単語「ここに/此に/茲に/爰に」の意味・解説【副詞・接続詞】 |
著作名:
走るメロス
14,988 views |
ここに/此に/茲に/爰に
このテキストでは、古文単語「ここに/此に/茲に/爰に」の意味、解説とその使用例を記している。
「ここに」には、
①副詞
②接続詞
としての用法がある。
①副詞
■意味
このときに、この時点に。
[出典]:高倉院の法華堂の 徒然草
「命を終ふる大事、今ここに来たれりと、確かに知らざればなり。」
[訳]:命の終わるという大事が、今この時点にきているということを、しっかり自覚しないからである。
「命を終ふる大事、今ここに来たれりと、確かに知らざればなり。」
[訳]:命の終わるという大事が、今この時点にきているということを、しっかり自覚しないからである。
②接続詞
■意味1
(話題を転換するときに用いて)
さて、そこで。
[出典]:能登殿最期 平家物語
「...とのたまへども、寄る者一人もなかりけり。ここに、土佐国の住人、安芸郷を知行しける安芸大領実康が子に...」
[訳]:...とおっしゃるのだが、寄る者は一人もいなかった。さて、土佐の住人で安芸郷を支配していた安芸大領実康の子で...
「...とのたまへども、寄る者一人もなかりけり。ここに、土佐国の住人、安芸郷を知行しける安芸大領実康が子に...」
[訳]:...とおっしゃるのだが、寄る者は一人もいなかった。さて、土佐の住人で安芸郷を支配していた安芸大領実康の子で...
■意味2
(話を転換させるために用いて)
それで、それゆえ。
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