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古文単語「いたづらになる/徒らに成る」の意味・解説【連語】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、古文単語「いたづらになる/徒らに成る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞「いたづらなり」の連用形「いたづらに」とラ行四段活用「なる」が一語になったもの。活用は次の通り。
未然形 | いたづらなら |
連用形 | いたづらなり |
終止形 | いたづらなる |
連体形 | いたづらなる |
已然形 | いたづらなれ |
命令形 | いたづらなれ |
無駄になる、役に立たなくなる、無用のものになる。
[出典]:丹波に出雲といふ所あり 徒然草
「...とて、さし寄りて、据ゑ直して、往にければ、上人の感涙いたづらになりにけり。」
[訳]:...といって、(獅子に)近づいて(位置を元に)置き戻して、行ってしまったので、上人の涙は無駄になってしまいました。
「...とて、さし寄りて、据ゑ直して、往にければ、上人の感涙いたづらになりにけり。」
[訳]:...といって、(獅子に)近づいて(位置を元に)置き戻して、行ってしまったので、上人の涙は無駄になってしまいました。
死ぬ、はかなくなる。
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