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古文単語「とうぐう/春宮/東宮」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
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とうぐう/春宮/東宮

このテキストでは、古文単語「とうぐう/春宮/東宮」の意味、解説とその使用例を記している。

名詞

意味

皇太子の住んでいる御殿、皇太子の敬称

[出典]花山院の出家 大鏡
「粟田殿の騒がし申し給ひけるは、まだ帝出でさせおはしまさざりける先に、手づからとりて、春宮の御方にわたし奉り給ひてければ...」

[訳]:粟田殿がせきたて申し上げられたわけは、まだ花山院天皇がご出発にならなかった前に、(粟田殿が)自ら(神璽・宝剣を)取って、皇太子の御方にお渡し申し上げなさっていたので...


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