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古文単語「もてなす/もて成す」の意味・解説【サ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
53,134 views |
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「もてなす/もて成す」の意味・活用・使用例【サ行四段活用】
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「もてなす/もて成す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行四段活用
| 未然形 | もてなさ |
| 連用形 | もてなし |
| 終止形 | もてなす |
| 連体形 | もてなす |
| 已然形 | もてなせ |
| 命令形 | もてなせ |
■意味1:他動詞
執り行う、取り計らう。
■意味2:他動詞
振る舞う、ふりをする。
[出典]:若紫 源氏物語
「ねぶたげにもてなして、とかう世を思し乱るること多かり。」
[訳]:眠たそうなふりをなさって、あれやこれやと男女の仲をお思い悩みになることが多い。
「ねぶたげにもてなして、とかう世を思し乱るること多かり。」
[訳]:眠たそうなふりをなさって、あれやこれやと男女の仲をお思い悩みになることが多い。
■意味3:他動詞
大切に世話をする、待遇する。
[出典]:夕顔 源氏物語
「この人のたづきなしと思ひたるを、もてなし助けつつさぶらはす。」
[訳]:この人が(夕顔の死後に)頼るところがないと思っていたのを、世話をし助けながらお側に仕えさせます。
「この人のたづきなしと思ひたるを、もてなし助けつつさぶらはす。」
[訳]:この人が(夕顔の死後に)頼るところがないと思っていたのを、世話をし助けながらお側に仕えさせます。
■意味4:他動詞
もてはやす、珍重する、優遇する。
[出典]:鰹は下魚 徒然草
「鎌倉の海に鰹といふ魚は、かの境には双なきものにて、このごろもてなすものなり。」
[訳]:鎌倉の海のカツオという魚は、あの地方では並ぶものがないとして、最近もてはやしているものです。
「鎌倉の海に鰹といふ魚は、かの境には双なきものにて、このごろもてなすものなり。」
[訳]:鎌倉の海のカツオという魚は、あの地方では並ぶものがないとして、最近もてはやしているものです。
■意味5:他動詞
歓待する、ごちそうする。
[出典]:尾花沢 奥の細道
「日ごろとどめて、長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る。」
[訳]:(私たちを)何日も留めて、長旅をねぎらい、いろいろと歓待し(てくれ)ます。
「日ごろとどめて、長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る。」
[訳]:(私たちを)何日も留めて、長旅をねぎらい、いろいろと歓待し(てくれ)ます。
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