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古文単語「いひがひなし/言ひ甲斐なし」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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いひがひなし/言ひ甲斐なし

このテキストでは、ク活用の形容詞「いひがひなし/言ひ甲斐なし」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

形容詞・ク活用

未然形いひがひなくいひがひなから
連用形いひがひなくいひがひなかり
終止形いひがひなし
連体形いひがひなきいひがひなかる
已然形いひがひなけれ
命令形いひがひなかれ


※意味は「いふかひなし」に同じである。

意味

どうしようもない、ふがいない

[出典]発心集
「我が心のほどを知らで、いひがひなき死にをして侍り。」

[訳]:心のほどを知らないで、どうしようもない死に方をしました。


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