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古文単語「つれづれなり/徒然なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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つれづれなり/徒然なり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「つれづれなり」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

形容動詞・ナリ活用

未然形つれづれなら
連用形つれづれなりつれづれに
終止形つれづれなり
連体形つれづれなる
已然形つれづれなれ
命令形つれづれなれ


意味1

することがなく手持ち無沙汰である、所在ない

[出典]徒然草 兼好法師
つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて...」

[訳]することがなく手持ち無沙汰なのにまかせて、一日中、硯に向かって..


意味2

(孤独で)
物寂しい

[出典]:源氏物語 紫式部
「そこはかとなく、つれづれに心細うのみ覚ゆるを...」

[訳]:とりとめもなく、物寂しく心細いとばかり思われるので...


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