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【大和政権と倭の五王】 受験日本史まとめ 5 |
著作名:
Cogito
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大和政権
大和政権とは
4世紀頃、日本では国土が統一され、大和政権という連合政権が誕生しました。この政権を束ねていた首長は5世紀頃から大王(おおきみ)と呼ばれ、7世紀後半の天武天皇の時代に、天皇の称号が使われるようになりました。
朝鮮半島の状況
朝鮮半島では、楽浪郡を滅ぼし北部を支配した高句麗や、南部の馬韓・弁韓・辰韓など複数の国が分立していました。
その後、辰韓は新羅に、馬韓は百済に統一され、弁韓の旧地は加羅と呼ばれるようになります。
高句麗では、好太王(広開土王)という王の時代、倭の朝鮮出兵があったという記述が記されている太王碑(広開土王碑)が、子の長寿王によって414年に都の丸都城に建立されています。
中国の状況
一方、中国では三国時代の魏から司馬炎が出て、晋(西晋)を建国します。しかし、その後匈奴という騎馬民族によって西晋は滅び、その後一族は洛陽から建業に都を移し、東晋を再興しました。
西晋が滅んだ後、中国は五胡十六国時代を迎えました。五胡とは強力な北方民族の5族のことで、これらが入り乱れる時代となったのです。
この後、中国では北魏が華北を統一、南部には宋が成立し南北朝時代が始まります。
晋の時代の正史である房玄齢の『晋書』には、再び日本に関する記述が現れます。
その後、沈約が書いた宋の正史の『宋書』には、倭の五王が宋など南朝に13回通交したという記述があります。
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