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奥の細道『平泉』の品詞分解(助動詞・動詞の活用・原文など) |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、奥の細道の一節「平泉」(三代の栄耀一睡のうちにして〜)の品詞分解を記しています。
「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる一節で広く知られている奥の細道は、松尾芭蕉によって書かれました。江戸を出発し、東北地方、北陸地方を巡り岐阜の大垣までの道中の出来事を記した紀行文です。
奥の細道『平泉』わかりやすい現代語訳と解説
※名詞は省略しています。
三代 | ー |
の | 格助詞 |
栄耀 | ー |
一睡 | ー |
の | 格助詞 |
うち | ー |
に | 断定の助動詞「なり」の連用形 |
して、 | 接続助詞 |
大門 | ー |
の | 格助詞 |
跡 | ー |
は | 係助詞 |
一里 | ー |
こなた | ー |
に | 格助詞 |
あり。 | ラ行変格活用「あり」の終止形 |
秀衡 | ー |
が | 格助詞 |
跡 | ー |
は | 係助詞 |
田野 | ー |
に | 格助詞 |
なり | ラ行四段活用「なる」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
金鶏山 | ー |
のみ | 副助詞 |
形 | ー |
を | 格助詞 |
残す。 | サ行四段活用「のこす」の終止形 |
まづ | 副詞 |
高館 | ー |
に | 格助詞 |
のぼれ | ラ行四段活用「のぼる」の已然形 |
ば、 | 接続助詞 |
北上川 | ー |
南部 | ー |
より | 格助詞 |
流るる | ラ行下二段活用「ながる」の連体形 |
大河 | ー |
なり。 | 断定の助動詞「なり」の終止形 |
衣川 | ー |
は、 | 係助詞 |
和泉が城 | ー |
を | 格助詞 |
めぐり | ラ行四段活用「めぐる」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
高館 | ー |
の | 格助詞 |
下 | ー |
にて | 格助詞 |
大河 | ー |
に | 格助詞 |
落ち入る。 | ラ行四段活用「おちいる」の終止形 |
泰衡ら | ー |
が | 格助詞 |
旧跡 | ー |
は、 | 係助詞 |
衣が関 | ー |
を | 格助詞 |
隔て | タ行下二段活用「へだつ」の連用形 |
て | 接続助詞 |
南部口 | ー |
を | 格助詞 |
さし固め、 | マ行下二段活用「さしかたむ」の連用形 |
夷 | ー |
を | 格助詞 |
防ぐ | ガ行四段活用「ふせぐ」の終止形 |
と | 格助詞 |
見え | ヤ行下二段活用「みゆ」の連用形 |
たり。 | 存続または完了の助動詞「たり」の終止形 |
さても | 接続詞 |
義臣 | ー |
すぐつ | ラ行四段活用「すぐる」の連用形「すぐり」の促音便 |
て | 接続助詞 |
こ | 代名詞 |
の | 格助詞 |
城 | ー |
に | 格助詞 |
こもり、 | ラ行四段活用「こもる」の連用形 |
功名 | ー |
一時 | ー |
の | 格助詞 |
くさむら | ー |
と | 格助詞 |
なる。 | ラ行四段活用「なる」の終止形 |
【ちょっと復習「すぐる」の意味は?】
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