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凡河内躬恒 『世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ』 現代語訳と品詞分解
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ」という歌について説明していきます。

原文

世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ

現代語訳(口語訳)

憂き世を捨てて山に入った人ですが、仮に山でも憂き目にあったときは、次はどこへ行くのでしょう。

単語・解説

いづちゆくらむ皮肉や揶揄(やゆ)するような気持ちが含まれている


品詞分解

※名詞は省略してあります。

格助詞
捨てダ行下二段活用・連用形
接続助詞
格助詞
入るラ行四段活用・連体形
にて格助詞
係助詞
なほ副詞
憂き形容詞・ク活用・連体形
係助詞
いづちゆくカ行四段活用・終止形
らむ現在推量の助動詞・連体形


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