|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
凡河内躬恒 『世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ』 現代語訳と品詞分解 |
|
著作名:
走るメロス
40,471 views |
|
はじめに
このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ」という歌について説明していきます。
原文
世を捨てて山にいる人山にてもなほ憂き時はいづち行くらむ
現代語訳(口語訳)
憂き世を捨てて山に入った人ですが、仮に山でも憂き目にあったときは、次はどこへ行くのでしょう。
単語・解説
| いづちゆくらむ | 皮肉や揶揄(やゆ)するような気持ちが含まれている |
品詞分解
※名詞は省略してあります。
| 世 | ー |
| を | 格助詞 |
| 捨て | ダ行下二段活用・連用形 |
| て | 接続助詞 |
| 山 | ー |
| に | 格助詞 |
| 入る | ラ行四段活用・連体形 |
| 人 | ー |
| 山 | ー |
| にて | 格助詞 |
| も | 係助詞 |
| なほ | 副詞 |
| 憂き | 形容詞・ク活用・連体形 |
| 時 | ー |
| は | 係助詞 |
| いづちゆく | カ行四段活用・終止形 |
| らむ | 現在推量の助動詞・連体形 |
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
万葉集「梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなりにてあらずや」の現代語訳と解説
>
古今著聞集『小式部内侍が大江山の歌のこと』(和泉式部、保昌が妻にて〜)現代語訳と解説
>
枕草子『ふと心劣りとかするものは』の現代語訳と解説
>
「かたちのいとめでたくおはしけれ」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
>
『郭公(ほととぎす)鳴くや五月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな』現代語訳と品詞分解
>
























