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フランスの主要な国王 ② ~ヴァロワ朝~ |
著作名:
レキシントン
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フィリップ6世(在位1328~1350)
・シャルル4世の死去によりカペー朝が途絶えたあと、即位しヴァロワ朝の始祖になった王です。
・カペー家の支流だったヴァロワ朝の成立の際、同じくカペー家の血を引くイングランド王エドワード3世がフランス王の王位継承者として名乗りでたため、その後1339年に百年戦争が始まります。
シャルル7世(在位1422~1461)
・百年戦争末期にジャンヌ・ダルクの助けによってオルレアンが開放され、その後ランスで戴冠式を行い、ヴァロワ朝第5代国王になりました。
・1453年に百年戦争が集結すると、財政の再建、官僚機構の整備、王国常備軍の創設などを行ない、戦争で没落した諸侯を抑えて王権を強化しました。
シャルル8世(在位1470~1498)
・ヴァロワ朝第7代国王です。
・中央集権化を達成して、イタリア遠征を行いました。
フランソワ1世(在位1515~1547)
・ヴァロワ朝第9代国王です。
・1519年に神聖ローマ皇帝の選挙に出ますが、カール5世に敗れました。
・カール5世に対抗するため、オスマン帝国第10代スルタンのスレイマン1世と同盟を結びます。その見返りに、オスマン帝国から領事裁判権や租税免除などの治外法権(カピチュレーション)を与えられました。
・国内では王権を更に強化します。
・晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチの庇護者となり、芸術や文化を奨励したことから、「フランスルネサンスの父」ともいわれます。
シャルル9世(在位1560~1574)
・ヴァロワ朝第12代国王です。
・母親のカトリーヌが摂政となり、その後ユグノー戦争が起こります。
・サン・バルテルミの虐殺の二年後、急逝してしまいます。
アンリ3世(在位1574~1589)
・ヴァロワ朝第13代、最後の王です。
・シャルル9世の弟で、元々ポーランド王としてポーランドを統治していました。
・後にカトリック教徒に暗殺され、ヴァロワ朝は滅亡し、次のアンリ4世によってブルボン朝が開かれます。
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