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清涼殿のうしとらのすみの 清涼殿のうしとらのすみの、北のへだてなる御障子は、荒海のかた、いきたるものどものおそろしげなる、手長、足長などをぞかきたる。うへの御つぼねの戸をおしあけたれば、つねにめ... (全て読む)
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にくきもの にくきもの。いそぐことあるをりに来て長言(ながこと)するまらうと。あなづりやすき人ならば、『のちに』とてもやりつべけれど、心はづかしき人いとにくくむつかし。 硯に髪のいりてすられたる... (全て読む)
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心ときめきするもの 心ときめきするもの。雀の子飼ひ。ちごあそばする所の前わたる。 よきたき物たきて、ひとり伏したる。唐鏡(からかがみ)の少し暗き見たる。よき男の、車とどめて案内(あない)し問はせ... (全て読む)
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鳥は 鳥は、こと所のものなれど、鸚鵡(あふむ)いとあはれなり。人の言ふらむことをまねぶらむよ。時鳥(ほととぎす)。くひな。鴫(しぎ)。宮古鳥。ひは。火たき。  山鳥。友を恋ひてなくに、鏡を見すれ... (全て読む)
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あてなるもの あてなるもの。      うす色にしらかさねの汗衫(かざみ)。    かりのこ。    削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる。    水晶の数珠(ずず... (全て読む)
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草の花は 草の花は撫子(なでしこ)。 唐のはさらなり、大和のもいとめでたし。 女郎花(をみなへし)。桔梗(ききやう)。朝顔。刈萱(かるかや)。菊。壺すみれ。 竜胆は、枝さしなどもむつかしけれど、... (全て読む)
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懸想人にて来たるは 懸想(けさう)人にて来(き)たるはいふべきにもあらず、ただうちかたらふも、また、さしもあらねどおのづから来(き)などもする人の、簾(す)の内に人々あまたありてものなどいふに、... (全て読む)
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ありがたきもの ありがたきもの。舅(しゅうと)にほめらるる婿。 また、姑(しゅうとめ)に思はるる嫁の君。 毛のよく抜くる銀(しろかね)の毛抜き。 主そしらぬ従者(ずさ)。 つゆのくせなき。 かた... (全て読む)
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頭の中将の、すずろなるそらごとを聞きて 頭の中将の、すずろなるそらごとを聞きて、いみじういひおとし、 「なにしに人と思ひほめけむ」 など、殿上にていみじうなむのたまふ、と聞くにもはづかしけれど、... (全て読む)
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里にまかでたるに 里にまかでたるに、殿上人などの来(く)るをも、やすからずぞ人々はいひなすなり。いと有心(うしん)に引き入りたるおぼえ、はたなければ、さいはむもにくかるまじ。また、昼も夜も来る人... (全て読む)

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古文のどのカテゴリにも属さないテキストを集めたカテゴリです。