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フランス革命の進展④ ~ロベスピエールとジャコバン独裁、テルミドールの反動、総裁政府の成立~
著作名: エンリケ航海王子
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テルミドールの反動

山岳派の様々な政策と同時に、内部抗争も激化し、ダントンエミールといった山岳派の政治家が処刑されると、ロベスピエールの個人独裁政権が誕生しました。ロベスピエールはその後も恐怖政治を強化し、多くの人々を処刑していきます。

この個人独裁に危機を感じた反ロベスピエール派は、1794年7月27日にクーデターを起こします。
これをテルミドール(革命暦の熱月)の反動と言い、ロベスピエールは逮捕・処刑され、恐怖政治は終わりを迎えました。

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(ロベスピエールの処刑)

総裁政府の成立

1795年8月に、上層市民のブルジョワジーを代表する人々が1795年憲法(共和国第3年憲法)を制定し、財産選挙が復活しました。この選挙の結果、総裁政府が成立します。

ところが総裁政府は、独裁者の発生を恐れ権力を分散させた政権だったため、その力は弱く、不安定でした。

この不安定な政府に対し、王党派の反乱やクーデターが頻発します。

対外的には、オランダ攻略やプロイセンとの講和、オーストリアとカンポ=フォルミオの和約などを実現し、第1回対仏大同盟を崩壊させました。

こうした中、強い権力を持つ独裁者の登場が国民から望まれ、ナポレオン=ボナパルトが登場することになるのです。

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