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7_80 第2分野 / 3年:生物の成長とふえ方/遺伝

生物と細胞

著者名: Shinobu
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このテキストでは、細胞と生物についてまとめてみます。

細胞とは

細胞とは、生物のからだを構成している基本単位のことです。

生物には、細胞の特徴から、単細胞生物と多細胞生物に分けられます。

・単細胞生物…ミカヅキモ、クロレラ、アメーバ、ゾウリムシなど
・多細胞生物…アオミドロ、コケ、サクラ、ミジンコ、イヌなど

細胞の中身

細胞は、形や大きさなどが生物によって異なりますが、基本的に、核・細胞質・細胞膜から成り立っています。

細胞は、核・細胞質・細胞膜・色索体などの原形質と、細胞壁・液胞・デンプン粒などあとから作られた部分があります。

多細胞生物のつくりは、以下のようになっています。

細胞組織器官からだ


細胞と成長

細胞は、細胞分裂によって増えていきます。
植物の場合、先端の成長点が細胞分裂ののち伸長成長して、根や茎にある形成層が細胞分裂して肥大成長する。

細胞の増え方

細胞分裂はどのようにして進行するのでしょう。

まず細胞分裂の際に重要な働きをする染色体というものがあります。染色体は、生命活動を支配したり、その細胞が持つ遺伝情報をもっています。

体細胞分裂の場合、核が消えて染色体が出現し、その染色体が二倍になります。染色体は半分ずつ両極に分かれ、もとの細胞と同じ数の染色体をもつ細胞ができます。

生殖細胞の場合、核が消えて染色体が現れますが、染色体は二倍にならずに両極に分かれます。このように元の細胞の半分の染色体の細胞分裂を減数分裂といいます。

生物の増え方

体細胞分裂はここの生物の体の中でおこるものですが、生物自体はどのように増えていくのでしょう。
生物がふえることを、生殖といいます。

生殖には、有性生殖と無性生殖の2つがあります。

有性生殖

有性生殖とは、オスとメスの生殖細胞の受精によって子孫を残す生殖方法です。遺伝子の組み合わせが非常に多くあるので、新しい環境に適応しやすい種を残すことができます。

植物の有性生殖

植物の場合、花の中の花粉が受粉すると、花粉管の中で精核と胚珠にある卵細胞が受精し、種子を作ります。

動物の有性生殖

動物の場合、爬虫類・哺乳類・鳥類は体内受精、魚類・両生類は体外受精を行い、子孫を残します。
受精後の受精卵ははじめ単細胞ですが、体細胞分裂を繰り返し、分裂した細胞が成長・分化して組織や器官をつくりあげます。

無性生殖

無性生殖とは、親となる個体の一部や、胞子によってオスメスの性別に関係なく、新しい個体を生み出すものです。
無性生殖はいくつかの種類があります。

分裂

アメーバや細菌などが行う無性生殖の方法です。からだが2つにわかれて増えます。

出芽

ヒドラなどの種が行う無性生殖の方法です。母体の一部が突起状になり、分かれることで増えます。

胞子生殖

藻類や、コケ、シダ、菌類などの無性生殖の方法です。胞子を体内で作り、それを飛ばし増えます。

遺伝とは

遺伝というのは、生殖の過程で親の性質を染色体によって子が受け継ぐことをいいます。
この遺伝に関する法則はメンデルの法則といいます。グレゴール・ヨハン・メンデルというオーストリアの司祭が発見した法則です。

遺伝の法則は3つあります。

優性の法則

対立遺伝子をもつ2つの個体を交雑させた場合、子(F1とします)には優性の形質のみが現れるという法則です。隠れた遺伝子を劣勢といいます。

分離の法則

F1(交雑させた第2世代)を自分の花粉で受粉させた場合の子(F2)には、F1の親の隠された遺伝情報が3:1でふたたびでてきます。

独立の法則

2対以上の対立形質の遺伝では、各対立形質は互いに作用し合うことなく独立して遺伝します。

Tunagari_title
・生物と細胞


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『教科書 中学理科』 東京書籍

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