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18_80 アジア・アメリカの古代文明 / 中国の古典文明(殷・周の成立から秦・漢帝国)

儒教(儒学)の教えとは ~論語と孔子・孟子・荀子 弾圧の歴史と董仲舒による官学化~

著者名: エンリケ航海王子
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はじめに


中国で誕生しアジア社会に大きな影響を及ぼした儒学という学問があります。この学問はどのように成立し、発展していったのか、その過程を説明したいと思います。

儒学の成立

儒学の創始者は、孔子(前551〜前479年)です。

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(孔子像)

孔子が生きていたのは、春秋時代。統一国家が滅亡し、各地に覇者が現れ、天下の覇権を争っていた時期です。

このような乱世において孔子は、血縁関係を基礎として成り立っていた周王朝の時代を理想とし、家族倫理の実践によって平和な世の中を実現しようとしました。

この思想が儒学の根本になり、弟子たちによって『論語』にまとめられたのです。

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その後、戦国時代には、門下から孟子荀子が現れ、孔子の思想を発展させていきます。

しかし、秦の時代になると、始皇帝は思想や言論統制のために、紀元前213年に焚書・坑儒を行います。

焚書は農業や医薬、卜筮(ぼくぜい)などの実用書を除く書物を焼き払い、坑儒は、460人に及ぶ儒学の学者を生き埋めにした事件でした。このように、始皇帝の政策によって、儒学は弾圧の時代を迎えます。
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