新規登録 ログイン

18_80 西アジア・地中海世界の形成 / ローマ帝国

アテネとローマ 〜民主制と共和制〜

著者名: エンリケ航海王子
Text_level_3
マイリストに追加
はじめに


ALT


古代ギリシアのアテネでは、世界初の民主制度が確立します。一方、そののちにイタリア半島でおこったローマは、共和制のもと国が統治されていました。

この2つは、同じような時期に成立した都市国家ですが、一方は一定の地域のみの国家で、他方は地中海全域を含む広大な帝国にまでなりました。

このギリシアの民主制とローマの共和制の違いは意外とわかりにくいと思います。
それぞれと特徴を見ていきましょう。

ギリシアの民主制


ALT


ギリシア民主制の特徴はアテネを見ればわかるように、市民権の付与を常に限定していたということです。

何故アテネは市民権を限定したのか。それは、アテネが陶片追放や将軍職を除く公職をくじで決める様になったことから、民会を国の政治を決める最高機関とする直接民主制を確立したからです。

ここで何が重要だったかというと、直接民主制という制度を維持するために、領土の拡張やそれに伴う市民権の付与の拡大が出来なかったということです。

もちろん、これには奴隷制によって安定的な富の創出が行われていたため、市民権の付与の限定が可能だったとも考えられます。
1ページへ戻る
前のページを読む
1/2
次のページを読む

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
『教科書 世界史B』 山川出版社
『詳説世界史研究』 山川出版社
『世界史B 用語集』 山川出版社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 27,900 pt 
 役に立った数 17 pt 
 う〜ん数 6 pt 
 マイリスト数 28 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。