新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「いたづらなり/徒らなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
いたづらなり/徒らなり

ALT

形容動詞・ナリ活用

未然形いたづらなら
連用形いたづらなりいたづらに
終止形いたづらなり
連体形いたづらなる
已然形いたづらなれ
命令形いたづらなれ


意味1

役に立たない、無駄である

[出典]亀山殿の御池に 徒然草
「多くの銭を賜ひて、数日に営み出だして、掛けたりけるに、おほかた廻らざりければ、とかく直しけれども、つひに回らで、いたづらに立てりけり。」

[訳]:多くの金銭をお与えになって、数日かけてこしらえあげて、(水車を川に)かけたところ、まったくまわらなかったので、あれこれと直してみたけれど、最後までまわることはなく、(水車は)むだに立っているだけであった。


意味2

むなしい、はかない

[出典]:古今和歌集・小倉百人一首
「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」

[訳]:花の色は色あせてしまったことよ、長雨が降り続く間に。むなしく私もこの世で月日を過ごしてしまった、物思いにふけっている間に。


意味3

することがない、暇である

[出典]:土佐日記
「舟も出さでいたづらなれば、ある人の詠める」

[訳]:船も出さないですることがないので、ある人が詠んだ(歌)。


意味4

場所が空いている様、何もない

[出典]:徒然草
「少しの地もいたづらに置かんことは、益なき事なり。」

[訳]:少しの土地でも、空いたままにしておくことは、無益なことである。

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 1,692 pt 
 役に立った数 1 pt 
 う〜ん数 1 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。