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古文単語「ふせく/防く」の意味・解説【カ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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ふせく/防く

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※中世以降は「ふせぐ」と読む。
カ行四段活用

未然形ふせか
連用形ふせき
終止形ふせく
連体形ふせく
已然形ふせけ
命令形ふせけ


意味1:他動詞

遮る、防御する、防ぐ

[出典]猫また 徒然草
「小川の端にて、音に聞きし猫また、あやまたず、足許へふと寄り来て、やがてかきつくままに、頸のほどを食はんとす。肝心も失せて、防かんとするに力もなく...」

[訳]:小川のほとりでうわさに聞いた猫またが、ねらいどおりに、(僧の)足元にさっと寄ってきて、すぐさま飛びつくやいなや、首のあたりに食いつこうとします。(僧は)正気も失って、防ごうとするも力も出ず...


意味2:他動詞

さえぎる

[出典]:蓬生 源氏物語
「朝日夕日をふせぐ蓬、葎の陰に...」

[訳]:朝日や夕日をさえぎる蓬やつる草の陰に...


備考

※中世以降は「ふせぐ」と読む。その場合の活用は以下の通り。

未然形ふせが
連用形ふせぎ
終止形ふせぐ
連体形ふせぐ
已然形ふせげ
命令形ふせげ

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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