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古文単語「あからさまなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
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あからさまなり

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形容動詞・ナリ活用

未然形あからさまなら
連用形あからさまなりあからさまに
終止形あからさまなり
連体形あからさまなる
已然形あからさまなれ
命令形あからさまなれ


意味1

ほんのちょっと、ほんのしばらく

※この用法の場合、多くが連用形「あからさまに」の形で用いられる。
[出典]うつくしきもの 枕草子
「をかしげなるちごの、あからさまにいだきて遊ばしうつくしむほどに、かいつきて寝たる、いとらうたし。」

[訳]:かわいらしい様子の子どもが、ほんのちょっと抱いて遊ばせかわいがっているうちに、しがみついて寝たのは、とてもかわいらしい。


意味2

ほんの少しも〜ない、まったく〜ない

※この用法の場合、「あからさまにも〜打消」の形で用いられる。
[出典]:須磨 源氏物語
「え見たてまつり棄てず、家にあからさまにもえ出でざりけり。」

[訳]:お見捨て申し上げることができず、家にもまったく出かけることができなかった。


意味3

はっきりしている、明らかだ、明白だ

※この用法は近世以降のもの。
[出典]:新花摘 与謝蕪村
「山蟻のあからさまなり白牡丹」

[訳]:(黒い)山蟻がはっきりとわかるよ、白い牡丹の上に。


意味4

急に、突然に
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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